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おかねの節目

親の介護

高額介護サービス費とは?月の自己負担の上限と払い戻しの受け方

介護保険のサービスの1か月の自己負担の合計が上限を超えると、超えた分は申請すると払い戻されます。所得の区分ごとの上限の額と、上限の考え方、受け取るまでの流れを、厚生労働省の資料で確かめて並べます。

おかねの節目 編集部

合同会社HSコンサルティング編集方針

公開
更新
制度と数字の最終確認
2026年11月2日

先に答え

介護保険のサービスの1か月の自己負担(1割から3割の分)の合計が上限を超えると、超えた分は申請すると払い戻されます(出典1)。これを「高額介護サービス費」といいます。

  • 上限は所得で5つに分かれ、住民税がかかる多くの世帯は月44,400円です(出典1)
  • 上限は世帯の合計で見るので、夫婦2人が介護サービスを使うときは2人分を足して比べます
  • 申請の窓口は、お住まいの市区町村の介護保険の担当です
負担払い戻し月の上限1か月の自己負担

上限はいくら?

厚生労働省の資料にある、所得の区分ごとの1か月の上限です(出典1)。

所得の区分1か月の上限
課税所得690万円以上(年収約1,160万円以上)世帯で140,100円
課税所得380万円以上690万円未満(年収約770万円以上約1,160万円未満)世帯で93,000円
住民税がかかる世帯(課税所得380万円未満)世帯で44,400円
世帯全員に住民税がかからない人世帯で24,600円
世帯全員に住民税がかからず、年金収入などが一定の額以下の人個人で15,000円

上限はどう使う?

たとえば、住民税がかかる世帯の母が、1か月に介護サービスを使い、自己負担(1割)が5万円だったとします。上限は世帯で44,400円なので、5万円 − 44,400円 = 5,600円が払い戻しの対象です(当サイトの計算)。

同じ世帯の父も介護サービスを使っていれば、2人の自己負担を足してから上限と比べます。上限の区分は世帯の所得で決まるので、親の世帯の住民税がかかるかどうかを先に確かめておくと、見込みが立てやすくなります。

上限に入らない費用は?

高額介護サービス費は、介護保険のサービスの自己負担(1割から3割の分)が対象です(出典1)。施設での食費と居住費、日用品の費用、介護保険の支給の限度を超えて使ったサービスの費用は、介護保険のサービスの自己負担ではないので、上限の計算に入りません。

施設に入るときは、食費と居住費を合わせた月の額を、施設の案内で先に確かめてください。

自己負担の割合は?

自己負担の割合は、本人の所得で1割、2割、3割に決まります。合計所得金額が160万円未満なら1割です(出典2)。2割と3割になる条件は「親の介護のお金は始まる前に何を決める?」の表にまとめています。

よくある質問

Q. 払い戻しは自動で受けられますか

A. 超えた分は、申請すると払い戻されます(出典1)。申請のしかたは市区町村によって違うので、介護保険の担当の窓口で確かめてください。

Q. 夫婦2人とも介護サービスを使うときは、上限は2人分ですか

A. 「世帯で」と書かれた上限は、世帯の合計の自己負担で比べます(出典1)。2人分を足した額が上限を超えた分が、払い戻しの対象です。

Q. 施設の食費も上限に入りますか

A. 入りません。上限の対象は、介護保険のサービスの自己負担(1割から3割の分)です(出典1)。

出典と確かめた日

  1. 出典1厚生労働省「令和6年度介護報酬改定に伴う利用者向けリーフレット」(高額介護サービス費の上限額・PDF)2026年11月2日に確認
  2. 出典2厚生労働省 社会保障審議会 介護保険部会(第108回)参考資料1「給付と負担について」(令和5年11月6日・PDF)2026年11月2日に確認

記事の作成に AI を使っています。制度と数字は、出典の公的な資料と突き合わせて確かめています。制度は変わることがあります。手続きの前に、出典の窓口でご確認ください。

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記事は一般的なしくみの説明です。ご家族の収入や時期に当てはめると、決め方が変わることがあります。

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